小学生にもわかるデジタルマンガ術 フォトショップ編

デジタルマンガ術のメイン項目じゃぞ!
フォトショップを使いこなすことが、デジ漫の醍醐味(だいごみ)なのじゃ!
マンガを紙に描く。次に、描いたマンガをスキャナーでパソコンに読み込む。
そこまでできたら、フォトショップの出番じゃ!
フォトショップを使うために、まず知っておかなければならんのは
「解像度(かいぞうど)」というものじゃ。
パソコンで扱う画像には、解像度のあるものと、解像度は関係のないものがある。
フォトショップというアプリケーションは解像度のある画像を扱うもので、
イラストレーターというアプリは、解像度の関係ないベクトルデータというものを
扱うものなんじゃ。
解像度(かいぞうど)を知るのじゃ!

フォトショップで扱う画像をビットマップデータとも言うのじゃが、それを拡大していくと、右の画像のように細かい四角のマス目が見えるようになる。
ひとつのマス目のことをドットというのじゃ。
解像度は1インチ四方の中に、ドットがいくつあるかで決まる。
たとえば、1インチ四方の中に、ヨコ72個・タテ72個のドットがあれば、解像度は72dpi(ディー・ピー・アイ)ということになる。
dpiとは、ドット・パー・インチのことじゃよ。
マンガは、印刷される場合がほとんどなので、カラー原稿なら350dpi、モノクロ原稿なら600dpiの解像度でデータをつくることが一般的じゃ。
Photoshop用アクション<600dpi2階調アミ作成>ファイル
PhotoshopCS4でつくった、アクションファイルじゃよ。グレースケールの画像をボタンを押すだけで2階調のアミ点画像に変換できるのじゃ。解像度600dpi用で、20線〜85線への変換が可能。くわしい使い方はいずれ「フォトショップ編」でも紹介するのじゃ〜。(Mac OS 10.6.8でつくっておるよ)