漫画制作の流れ

漫画を作るには、いくつかの決まりごとがあります。

●だれに読んでもらう漫画か?
⇒読者の性別、年齢層などのターゲットを決める。

●本や小冊子(印刷物)で伝えるか、webで伝えるか?
⇒伝えたい情報の内容や量、ターゲットによって、絵柄や見せ方も変わります。

●いちばん伝えたい情報は何か?
⇒あれもこれも・・・と、よくばりすぎては読者に伝わりません。見せどころを整理して、ドンと伝えましょう。

 以上をふまえた上で、漫画制作のおおまかな流れを説明します。

<1>打ち合わせ

 制作物の内容、仕様、スケジュール、ご予算などをお聞きします。
 打ち合わせの内容を元に、お見積もりを出させていただきます。

<2>あらすじとキャラクター案の作成

 お見積もりご承認後、漫画のストーリー案(あらすじ)、キャラクター(登場人物など)の設定案を制作します。
 漫画の絵柄は、内容に応じて、子ども向け、ギャグタッチ、女性向け、大人向けなどをご提案します。

<3>ラフ画の作成

 あらすじと絵柄のご承認後、漫画のラフ画を制作します。
 ラフ画とは、コマ割りとセリフが入って、簡単な絵が入っている状態です。必要に応じて、仕上がりに近い絵(鉛筆の下描き)でお見せすることもできます。
 たかまる堂の漫画のラフ画は、仕上がり同様の文字(フォント)でご確認いただけますので、とっても読みやすいですよ。
 仕上げ後の絵の変更、ストーリーの変更は原則としてできませんので、この段階でじっくりとご確認ください。

<4>仕上げ

 ラフ画のご承認後に仕上げにかかります。
 たかまる堂としての作業は、下絵を描く→ペン入れをする→色を塗る→文字と絵を重ねて完成・・・という手順で、すべての段階でデジタル機器を使用しての制作となります。納品形態は、絵のデータのみ、あるいは版下データ(すぐに印刷できる状態)となります。

web用、簡単な動作をつけるアニメ用イラストなどの制作も承っております。

制作期間と制作費

漫画の製作期間と制作費についてご紹介します。

 

製作期間

漫画制作にかかる期間は、制作内容によってさまざまですが、一例をご紹介します。

  ・B5〜A4サイズ 20ページ 漫画制作期間の例

内容 製作期間

4色漫画(カラー)

約25日

1色漫画(モノクロ)

約20日

 

 漫画・イラスト制作のみでも承りますが、デザイン処理、印刷物での納品をご希望の場合、その製作期間がプラスされます。また、クライアント様のご検討日数は上記には含まれていません。当方のスケジュールによって変動する場合もございます。

 

 

 

 

制作費について

 漫画の制作費は、一般的にページ単価(いわゆる原稿料)で計算いたします。ただ、漫画原稿のみの制作か、印刷物までの制作かなどによって、制作費は変わってきます。
 制作物の仕様にもよりますが、原稿料の他に、編集費、デザイン費、取材費、印刷費などが発生する場合があります。
 また、出版社様との仕事で印税契約がある場合、原稿料は通常より安く設定されることがあります。
 詳しくはお問い合わせください。